根管治療

根管治療

根管治療と聞いて、ぴんと来ない方がほとんどだと思います。
虫歯や打撲によって神経が死んでしまった場合に最初に起こる激しい痛み、それが歯の神経の痛みです。

歯の神経は歯の真ん中に細い糸のように存在する組織で生きている歯に栄養を届けたり、無理な力で咬んだ時に「これ以上咬むと危ないですよ」と痛みで我々に教えてくれる大切な組織です。

そのような大切な神経ですが、限界を超えた刺激が加わると、歯の中でゆっくりと死んでいきます。
生きてる組織が徐々に蝕まれて死んでゆくので歯の痛みは通常、耐え難い痛みと表現されることが多いです。

死んでしまった神経は膿となり感染源になります。
そして歯を支える骨を徐々に溶かしてゆく病原体となってしまいます。

放っておくと歯が揺れて来たり、歯茎が腫れていたくなってしまったりします。

歯の神経の治療は「生きている体の中にミイラの歯を作る処置」と言えます。
それだけにバイ菌をきちんと除菌できたかどうかが今後歯を使ってゆく上でのキーポイントになります。

通常、歯の神経のあなは細く、見えづらいことが多いです。

当院では患者様のニーズに合わせた治療を多数取り扱っております。
また治療前に説明も行いますのでご利用ください。

根管消毒
川口 新井宿駅前 アスター歯科
根管の中を消毒して殺菌します。
根管充填
川口 新井宿駅前 アスター歯科
消毒薬で根の先を緊密に充填します。
土台と被せ物
川口 新井宿駅前 アスター歯科
土台を作り、被せ物をします。土台の善し悪しにより、歯の予後が大きく変わってきます。

 

根管治療の真実?

神経の治療のことを根管治療といいますが、皆様この治療の予後はご存知でしょうか?今から10数年前に厚生労働省の発表がありましたが、その時に出てきたデータでは5年後における根管治療の成功率は約60パーセントという数字でした。成功率60パーセントというと「けっこう治るし良かったー」と思われる人もいると思いますが、逆に「40パーセントは確実に再発する治療」ということになります。また、これは初回治療(新鮮抜髄症例)と感染根管再治療合計でのデータとなりますので、感染根管再治療症例ではおそらく再発率は60パーセント超だと推定されます。ではなぜこの治療の予後はこんなに悪いのでしょうか?

第一には、健康保険では決められた短い時間の中で不十分な治療を強いられている(消毒が十分できる制度になっていない。その時だけ治ればいい、半年間再発しなければOKという仕組みになっている)という問題点があります。

半年後の再治療が当たり前のこととして認められているのですね!

第二には、歯の神経治療の良し悪しは従来、真ん中の主根管という大きな穴の消毒だけで語られていましたが、実は歯には毛細血管が通っていて、その管の中にもたくさんの微生物が生息しており、この細管内の細菌が悪さをしているのではという研究発表があります。この細管の長さは全部つなぐと1本の歯の細管だけで約1kmに達し、すべて完全に消毒しきるのは不可能とされていました。また、細管の太さは、細いところでは髪の毛の10分の1程度で、とても物理的に消毒をできる太さではないということも知られております。

アメリカ人歯科医師 Drプライズの研究では、慢性的な体調不良を訴える数例の方の上咽頭、扁桃腺から、歯の根管の中にいる細菌と同じものが多数検出されたという報告があります。プライズ氏は有毒な根管内細菌は根管充填をした根管内から抜け出てきて、全身に影響を与えているのではという仮説をたてています。

では、このような複雑な構造をした歯の根管治療は再発を免れることはできないのでしょうか?

全く再発を起こさない方法はありませんが、極力再発を起こさない治療法は世の中に存在しています、

ただし健康保険は使えません。

1つ目は、60パーセントの治療効果を狙った健康保険の治療システムを使わずに、歯の将来のことを考えて最良の材料と十分な時間をとって治療を行うこと。半年だけ持てばいいという治療とは時間も労力も異なります。

2つ目は、細菌はタンパク質からできているので細菌を完全に近い形で殺菌すること、しかも細菌の死骸の中にも毒素が残っているので熱でそのほとんどを焼き尽くすという方法です。

1秒の30分の1という極めて繊細なタイミングの元でレーザーを使用し、1500℃の熱を利用して根管内細菌を蒸散。きれいになった根管を充填して処置を完了するという方法で、再発のリスクを限りなく減らすことができます。(重症化が進行しすぎている症例ではお断りすることがあります)この治療の上に通法に従ってファイバーコアを築盛し、上部構造を作成してゆきます。(66000円程度)

お安く根幹治療をお受けになったとしても、再発してしまっては元も子もありませんよね!

また、再発をおこすたびに将来の歯の寿命は著しく短くなります。

もし歯を失ってしまった場合、信頼のおける(ここは重要です!)インプラントシステムで治療を行った場合通常1歯50万円近くかかることを考えますと、保険治療外根幹治療で歯を残す選択肢は最良だと気付いていただけると思います。

拡大鏡による精密抜髄・根管治療

根管とは、歯の根の非常に細い管のことです。この根管のなかに神経や血管などが通っていますが、むし歯などの治療により、その神経や血管を抜くことがあります。その神経を抜き、その中を消毒し、薬を詰めて細菌を取り除く治療を抜髄治療といいます。抜髄後に根管が再感染すると感染根管となります。感染根管の中の細菌を取り除き消毒する治療を感染根管治療といいます。
当院では、より正確で確実な抜髄や根管治療をするため、拡大鏡による精密抜髄や精密根管治療を実施しております。

拡大鏡(拡大鏡以外にもマイクロスコープを使用することもあります)使用することにより、細かな部分を拡大し、確認しながら歯の根管内の細菌を除去することが可能となります。

歯の根の治療をしました

むし歯が進行し、神経にまで達してしまった。あるいは、すでに神経を取ったところに新しい病気ができていたため、歯の根の治療をさせていただきました。治療後は、体に不調が生じる場合もあります。そのため、いくつかご注意いただきたい点がございます。

①治療後は歯が浮いた感じがしたり、少し痛んだりしますが、2~3日でもとに戻ります。痛みが長く続いたり、我慢できないくらいの激しい痛みがあるときは、すぐにご連絡下さい。

②薬が処方されている時は、特別な指示がある場合を除いて必ず最後まで飲みきってください。痛みが無いからといって、途中で飲むのをやめたりしないで下さい。

③お風呂に長く入ったり、お酒を飲んだりするのはやめましょう。

今後、歯の内部の清掃と消毒を数回繰り返します。
数度ご来院いただくこととなりますが、お口の中の末永い健康の為にもご協力よろしくお願いします。

それでは治療が完全に終了するまで、私たちと一緒に最後まで頑張りましょう。

CT画像診断 | 川口 新井宿駅前 アスター歯科


当院では、除菌システムを完備し「細菌数ゼロ」の歯科治療水で治療を行なっています。
定期的な第三者検査機関の細菌検査など、日々詳細な規則を順守し水質管理に努めています。
さらに、その治療水の残留塩素濃度(消毒効果)を常に10ppm以上に保ち、除菌しながら治療を同時に行なえる歯科治療を実施しています。(国の水道水基準値は0.1ppm以上)
詳細は、以下のページをご確認ください。
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