全身のバランスと健康を考えた矯正 SH療法
SH療法は厳密には矯正治療ではございません、全身の健康を追求して歯並びを治していったら、結果的にきれいな歯並びに行きついたという「全身療法」です。
なのでSH療法では、矯正治療=抜歯とは限りません。歯科医師である以上、患者様の大切な歯を残すこともと使命と考えております。抜いた歯は二度と元には戻りません、最小の介入 非抜歯で最大の効果、整った歯並びを得ることを目標に非抜歯矯正に力を入れて取り組んでいます。全ての歯並びに対して、非抜歯矯正が行えるわけではありませんが可能な限り歯を残したいという思いで治療します。
非抜歯矯正とは
SH 療法では原則抜歯は行いません。大切な歯を残したまま機能美を追求した歯並びを実現させます。
装置の装着時間は就寝中も含めて1日10時間です、学校や職場に装着していく必要がないので矯正治療中の口元の見た目を心配する必要がありません。
SH 療法の特徴
SH 療法はおもに発育不良のあごの成長を再びスライデクスという特殊な装置で促すことにより、ご本人の歯の並ぶスペースを作ってゆきます。なのでお子様だけでなく、成人の方も受けられます。 成人してからも顎の骨は広がるの?と不安な方もおられるでしょうが、ご心配は要りません。適切に治療をすればきちんと拡大させることは可能です。周りの人に気づかれない SH 療法で、使用する装置の装着時間は 就寝中も含めて1日10時間、学校や職場に装着していく必要がないので、矯正治療中の口元の見た目を心配する必要はありません。
自分自身つかってみた感想では、SH 療法は 従来のワイヤー矯正や スクリューを使った拡大と比べて少ない痛みで治療することが可能です。ただし、取り外し式の装置に慣れが必要な方も少数存在します。自分自身がそうでしたが実際使用してみた感想では、毎日少しずつ慣れてきますが、本格的に装置を入れて治療が開始できたのは開始から2週間経ってからです。「必ず治って見せる」という意思があれば装置には必ず慣れてきますし、1日8時間装着することも苦にならなくなります。
機能美を追求します。
お顔の雰囲気に合わせて強制 矯正治療患者様にSH 療法の仕上がりをご説明する時に、このようなお話をさせていただいています。(抜歯を伴う矯正治療は審美性を追求した治療です)
一方 SH治療法は機能美を追求した治療で、SH 療法では患者さんお一人お一人のお顔の雰囲気にあった形に 歯を並べて行きます。 さらに良好なかみ合わせが得られるケースが多いのも特徴のひとつです。審美性を追求するか機能美を追求するか それは患者様のお考えによっても異なることでしょう。
そのため、それぞれのメリットデメリットを詳しくご説明した上で患者さんに選択していただくようにしています。
抜歯をせずに矯正できるSH 療法は、特殊なスプリングを使用した取り外しができる矯正装置で、歯列を整える治療方法です。
1日8から10時間装着し 正しい歯並びへと導きます
SH 療法はバネの力を利用して、顎の骨を拡大するので抜歯をせずに治療できるのが 最大の特徴です。 また取り外しができるので、食事やブラッシングをスムーズに行うことができます。
8歳頃から大人まで年齢を問わず使用できる矯正治療です。
- SH 療法のメリット
- 抜歯の必要がないので 体への負担を 軽くできる
- 取り外しができるので 人に知られずに 矯正治療ができる
- ワイヤーを使用する矯正装置に比べて痛みが少ない
- 洗浄が簡単で、いつでも清潔な状態に保てる
- 子供から大人まで年齢を問わず治療できる
- デメリット
- 矯正装置の決められた装着時間を守らないと治療効果が下がる場合がある
- 治療期間が 3~4年かかる場合がある
- 定期的な検診を受け、調整を行わないと歯並びの改善が一度そこまででストップしてしまう。(再び調整すれば歯並びは改善してゆきます)
当院では、除菌システムを完備し「細菌数ゼロ」の歯科治療水で治療を行なっています。
定期的な第三者検査機関の細菌検査など、日々詳細な規則を順守し水質管理に努めています。
さらに、その治療水の残留塩素濃度(消毒効果)を常に10ppm以上に保ち、除菌しながら治療を同時に行なえる歯科治療を実施しています。(国の水道水基準値は0.1ppm以上)
詳細は、以下のページをご確認ください。
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